留学に必要なビザと手続き:セブで留学!
あなたもセブで留学しませんか? |

セブ留学に必要なビザ
セブに限らず外国で留学するためにはビザが必要です。ビザとは留学先の国の政府が発行する入国許可書と滞在許可書を兼ねたものだと考えてください。
ビザにはいくつかの種類がありますが、留学する場合に一般的なのは「留学ビザ」です。留学ビザとは「留学を目的として入国し滞在することを許可する」書類です。セブの場合、大学に留学する場合はこの留学ビザを申請、取得します。
これに対して、民間の語学学校に留学する場合には留学ビザを取得することはできません。取得するのは観光ビザになります。
観光ビザは事前に日本でフィリピン大使館などに申請して取得することができます。ですが、日本などいくつかの国の国民は、フィリピンに入国する際に観光ビザを取得することができます。
例えば、日本から直行便でセブの空港に到着した場合、セブの空港で入国審査を受ける際に観光ビザを取得できます。ただし、帰国時の飛行機のチケットを持っていることが条件です。インターネットを使って航空会社のサイトで予約した場合は、予約票をプリントアウトして持参する必要があります。
SSP(Special Study Permit)
セブの民間の語学学校に入学する場合は、上述の通り日本で事前にビザを取得する必要はありません。セブの空港に着いた時点で観光ビザを取得することができます。
ここで一つ重要な注意点があります。セブの空港で取得でいるのは「留学ビザ」ではなく「観光ビザ」であることです。
先ほど説明した通り、留学ビザとは「留学を目的として入国し滞在することを許可する」書類です。これに対して観光ビザとは「観光を目的として入国し滞在することを許可する」書類です。
ですので観光ビザを使って留学をすると、「観光することを許可したビザでなぜ留学をしているのだ」ということになります。観光ビザはあくまでも観光することを許可しているだけであり、留学することを許可してはいないからです。観光ビザで留学することは違法行為となります。
これを防ぐため、セブに到着したあとで申請しなければならない書類があります。それが「SSP(Special Study Permit)」です。
SSP(Special Study Permit)とはその名の通り「特別に学習を許可する」書類のことです。「観光ビザで入国しているので本来は留学をしたらダメなんだけど、特別に勉強することを許可してあげますよ」という許可証がSSP(Special Study Permit)なのです。
セブでは多くの語学学校がSSP(Special Study Permit)の認可対象となっています。こういった学校に留学した場合は、学校のスタッフに依頼すればSSP(Special Study Permit)の取得を代行してくれます。ところが中には認可を受けていないのに留学生を受け入れている学校がセブにもあります。こういった学校に留学するとSSP(Special Study Permit)を取得できませんので、違法状態で留学することになります。
また、節約するためにセブでSSP(Special Study Permit)を申請しないという留学生がたまにいます。仮にこのことが発覚した場合、ブラックリストに登録され、再度フィリピンに入国しようとした際にセブであろうとマニラであろうと入国を拒否され、強制送還になることがあります。
セブでのビザ延長
セブに留学する際には入国審査の時点で観光ビザを取得できることは上述した通りです。ただし、ビザには期限があります。いつまでも無制限にセブに滞在できるというビザではないのです。入国時に発給される観光ビザの滞在期限は21日間です。
では、留学でセブに22日以上滞在する場合にはどうすれば良いのか。この場合、セブでビザの期限を延長することができます。(正確に言うと「ビザの再取得」です。)
セブでは最初の延長では38日間滞在できる観光ビザを取得できます。2回目以降は30日滞在の観光ビザが発給されます。ですので例えばセブで12週間留学する場合、滞在期間は84日です。空港でもらうビザが21日、初回の延長で38日、合わせて59日です。これでは足りませんので、もう1回ビザを延長すれば、合計89日となり留学期間をカバーすることができます。
ビザの延長はセブのほとんどの語学学校が代行してくれます。手数料は取られますが、ビザの延長は半日がかりの作業になりますので、授業を欠席することを考えれば、学校に任せてしまったほうが良いでしょう。
セブ留学の手続き
セブ留学で必要となる手続きは、単純に言うと学校への申込みだけです。そう言ってしまうと簡単に思えるのですが、実際には空室の確認、申請書の作成、提出、入学金などの送金、出迎えの手配など細かな作業がたくさん積み重なります。しかもそれらのやり取りをすべて英語で行わなければなりません。
その一方で、セブ留学については多くのエージェントが留学手続きを無料で代行しています。こういったエージェントを使えば、自分に適した学校選びから始まって、空室の確認、書類のやり取り、出迎え手配など全てやってくれますので非常に便利です。
またセブ留学において留学エージェントの最も大きな役割は、一人一人の留学生に最適な学校を紹介することです。インターネットが発達してはきましたが、セブにある何十という学校の情報を個人で集めるのは至難の業です。しかもネットで集まるのは各学校についての一部の情報だけであり、すべてを網羅できるわけではありません。
留学エージェントは各学校についての詳しい情報を持っていますので、自分に合った学校を選ぶためには、学校に求める条件を留学エージェントに伝え、その条件を満たす学校を探してもらうというのが最も効率的です。
セブの場合、留学エージェントが扱っている学校はどこもほとんど同じで、どのエージェントのサイトを見ても載っている学校は大差ない場合が多いです。ですが中には「フィリピン留学情報」のように特色あるマイナーな学校を数多く掲載しているサイトもあります。