セブの交通機関:セブで留学!
あなたもセブで留学しませんか? |

セブの航空状況
セブの空の玄関口はマクタン国際空港です。セブにやってくる多くの留学生もこの空港からセブに入ります。フィリピンは7,000の島から成る群島国家ですので、セブにとって飛行機は重要な交通機関です。
マクタン空港は海峡を挟んでセブ市の向かい側にあるマクタン島にあります。セブ市中心部から空港まではタクシーで30分から1時間、料金は200〜300ペソです。セブの庶民の足は乗合バスのジープニーですが、マクタン空港はジープニーの乗り入れが禁止されています。このため、ジープニーで空港の近くまで行ってもそこから歩く必要があります。
セブはビーチリゾートとして世界的に有名であり、また近年は英語を学ぶ留学先としても注目されています。このため、セブは世界の多くの都市と飛行機で結ばれています。東アジアでは東京、ソウル、釜山、上海、台湾、香港など、東南アジアではハノイ、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタなどとの間に直行便が就航しています。
また、セブはフィリピン第二の都市であり、ヴィサヤ地方の中心都市です。このため、首都であるマニラを始め、ダバオ、バコロド、イロイロ、カガヤンデオロ、ジェネラルサントス、タクロバン、プエルトプリンセサなど国内主要都市とも空路で結ばれています。
セブの海上交通機関
セブは海に面した港町であり、古代から海上交易の中心地として発達してきました。このため、セブはフェリーなど海上交通機関の中心であり、フィリピンの多くの船会社がセブに本社を置いています。
セブ港には複数の旅客船用の埠頭があり、マニラ、カガヤンデオロ、イリガン、オルモック、ザンボアンガ、スリガオなどとの間でフェリーが運行されています。
また、タグビララン、オルモック、ドゥマゲティなど近隣の都市との間では高速船が運行されており、セブとの間を2時間前後で結んでいます。船もセブにとっては大切な交通機関です。
セブの陸上交通機関
セブには鉄道やモノレールといった軌道交通機関はありません。かつてはセブ島北部のダナオから南部のアルガオまで約100キロの鉄道が走っていましたが、戦争中に運行を停止しそのまま廃止となりました。
セブの現在の陸上交通機関の主役はバスです。セブにはノースバスターミナルとサウスバスターミナルという2つのバスターミナルがあります。ノースバスターミナルからはボゴ、アレグレ、ダナオなど北部へ、サウスバスターミナルからはアルガオ、モアルボアルなど南部への長距離バスが出ています。
また、セブの留学生にとってはタクシーも重要な交通機関です。他の交通機関に比べると割高なのですが、日本と比較するとはるかに安く、留学生寮からショッピングモール等に移動する際に使っても100ペソ(約200円)前後でたいてい移動できます。
庶民の交通機関
セブの一般市民が日常の交通機関として使うのはジープニーとトライシクルです。留学生も慣れてくるとこういった交通機関を使うようになります。
ジープニーとは小型の乗合バスのことです。ボンネットタイプの屋根付きのトラックを改造したような車両で、後部に十数人から20人程度の乗客が乗ることができます。ジープニーはそれぞれ決まったルートを走っており、ボディに行き先や経由地が書かれています。また、セブではルートごとに番号が決まっており、ジープニーの屋根などにその番号が書かれており、どのジープニーに乗れば良いのかの目印になります。
ジープニーの運賃はセブでは初乗りが7ペソ(14円)です。あらかじめ自分が行く場所までの料金が分かっていれば良いのですが、分からない場合は10ペソ硬貨か20ペソ紙幣をジープニーの運転手に渡し行き先を告げるとお釣りを返してくれます。セブの庶民の交通機関ですので、留学中に是非チャレンジしてみましょう。
トライシクルは自転車にサイドカーをつけたような乗り物です。トライシクルの運転手が自転車をこいで目的地まで運んでくれます。自転車の代わりにオートバイを使ったトライシクルもあります。
トライシクルの運賃は交渉制です。外国人はぼったくられやすいですので、事前に学校のフィリピン人スタッフに相場を聞いておくと良いでしょう。